マンション投資のニュース
売れた理由を調べて営業情報としてOFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー、店舗経営相談員)と各店舗に一斉に流すことで、その商品の陳列スペースを直ちに広げたり、バックヤードから商品を持ってきて品切れ状態を防ぐ。
個店個店の小さな動きを本部がいち早く集計してこそ、消費の大きなうねりが察知できるようになる。
商品情報、営業に必要な情報をよりわかりやすくするために、S本部から動画による情報提供も始める。
いわゆるプレゼンテーション用の情報である。
これまでは静止画だったため、従業員は現場で何をするべきなのかといった具体的なイメージをなかなかつかめずにいた。
しかし、動画になったことで本部側の意図を店に直接的に伝えられるようになる。
チケット発券やデジタルプリントなど多彩な機能が盛り込まれたマルチコピー機(F製)も、光ファイバーでつながっている。
インターネット経由で様々な文書を取り寄せることができ、短時間で印刷できる。
株式の相場表や競馬の出走表をコピー用紙に出力するなど、一覧性が重視される情報サービスの可能性もある。
すでに業務用として契約書や正式な見積書をマルチコピー機を通して取得・作成し、営業活動をしている企業もある。
第6次総合情報システムは業務の効率化、単品管理、仮説・検証型の発注をより円滑にすることに主眼が置かれているが、通信コストなど経費面での削減効果も極めて高い。
これまで年間6億円かかっていた通信コストは約41億円と大幅に削減された。
本部から商品情報の参考として提供していた資料や店舗の会計書類も電子化した。
この結果、年間2億枚の紙が減り14億円の削減効果があった。
ちなみに2億枚の紙を一枚一枚重ねていくと、富士山十個分の高さになるという。
新たな情報システムの構築は、SだけでなくY堂、外食のDジャパンとファミール、食品スーパーのY、YなどS全体で統合したことで、グループ力が今まで以上に高まることも期待されている。
各企業が個別に決めていた商品分類を共通化し、同じプラットホーム上で仕事が出来るようにした。
これだけでも商品の共同開発、共同仕入れや共同販促などが容易になる。
システム統合によって各企業の店舗に配備されたのが、Sで使用している新型GOTだった。
Y堂ではこれまでもGOTを使用していたが、無線LANでつながっていなかった。
発注時間の締め切り間際になると、従業員がバックヤードにかけこんでデータ入力をするため、ストア・コンピューターの前に行列ができてしまっていた。
無線LAN対応の新型GOTを導入した結果、売り場での発注作業は即、データ送信に直結した。
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